超狭額ディスプレイ + 広視野角IPSパネルの、23.8インチ一体型パソコン
HP Pavilion 24-a100jpのベンチマークテスト
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今回レビューした、Pavilion 24-a100jpの構成
![]() ※ストレージは、一般的なノート同様の2.5インチHDDを採用。 |
公式:HPオンラインストア
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※掲載情報は2016年10月レビュー時点。採用パーツの構成やベンダーに関しては、供給状況により仕様変更の場合がある。この実機に基づくレポートであり、購入された場合との一致性は保証していない。詳しくは上記HPサイトでご確認を。
Pavilion 24-a100jp シリーズの採用テクノロジー
Pavilion 24-a100jpはSkylake設計で、第6世代Core i5 / i7のTシリーズを採用(テスクトップ向けの低消費電力版CPU)。単体GPUとして、NVIDIA GeForce 930MXを搭載しており、内蔵グラフィックの仕様よりもわりと高いグラフィックパフォーマンスを持つ。設定次第ではゲーム用途にもいける。
アーキテクチャ | Skylake設計(低消費電力 Tシリーズ) |
チップセット | インテル H170 |
ディスプレイ | 23.8インチワイド IPSディスプレイ (フルHD / 光沢) |
CPU |
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グラフィック |
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メモリ |
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ストレージ |
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装備する主要端子 | USB3.0端子 × 2基 ※1つはPowerShare対応(PC起動なしでUSB充電用に使える)、 USB2.0端子 × 2基、USB Type-C端子、HDMI端子(出力) ギガビットLAN端子、SDカードリーダ(SD、SDHC、SDXC) |
サイズ(公称値) | 約 539mm (幅)x 404mm (高さ)x 192mm (奥行き)/ 角度100°の通常時 / 【質量】 約 7kg |
備考 |
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※カスタマイズは2016年10月調査時点。供給状況により異なる場合がある。
パーツの組み合わせはモデルによって制限されている。
Core i7-6700T プロセッサー
レビューしたPavilion 24-a100jpに搭載されていたのは、Core i7-6700T プロセッサー 。( Pavilion 24-a173jp パフォーマンスモデル )。デスクトップ向けCPUで低消費電力のTシリーズ。TDPは35Wと通常版よりも低消費電力。
4コア実装、HTテクノロジーによって8スレッド動作する。Core i7-6700T に内蔵しているのはインテル HD グラフィックス530だが、Pavilion 24-a100jpでは、単体GPUのNVIDIA GeForce 930MX を搭載しているので、どちらかに切り替えて使用することができる。
CINEBENCH R15のレンダリングスコア。主にCPUパフォーマンスの指標となる。過去のパソコンレビューにおけるCPUと比較すると、通常版のCore i7-6700よりも差はあるが、現行のCPUとしてわりと高いポジションにある。
単体GPU:NVIDIA GeForce 930MX
Pavilion 24-a100jpでは、単体GPUのNVIDIA GeForce 930MX 2GB (GDDR5)を搭載している。NVIDIAコントロールパネルから、「自動選択、NVIDIAのグラフィックス、内蔵グラフィックス(インテル HD グラフィックス)」から任意で設定できる。
自動選択の場合は、高負荷時は「NVIDIA グラフィックス、低負荷時はインテル HD グラフィックス」となるが、判断は万能ではないのでアプリごとに指定することも可能。※例えば、ドラゴンクエストX では自動設定の場合、内蔵グラフィックで動いてしまうため、手動でNVIDIAグラフィックスが稼働するように設定する。
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ストリートファイター4 ベンチマークテスト 2009年に登場した対戦型格闘ゲーム(PC版)。3D描写だがゲーム操作は2D。登場当時はそれなりにスペックが要求されたが、現在、本格ゲームとしてはかなりライトな負荷になっている。ベンチマークテストでは、グラフィック設定をデフォルトのままで、ディスプレイ垂直同期をOFFにしている。このゲームはCPUの影響もわりと受けるため、GPUとCPUの総合パフォーマンスでチェックした方がいい。 1920×1080 フルスクリーン表示 AVERAGE FPS 136.72RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。 |
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ドラゴンクエストX ベンチマーク ver.1.10 Windows版が2013年9月に発売した「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」のベンチマークテスト。登場するキャラクター達が活躍するストーリーが再生される。本格ゲームとしては、比較的ライトな負荷
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バイオハザード6 2013年3月にPC版が発売。最大2560×1600もの高解像度が設定可能なゲーム。PC版では家庭ゲーム機用よりも大量の敵が登場する「ザ・マーセナリーズ アンリミテッド」を収録。テストではグラフィック設定をデフォルトのままで行っている。DX9.0C 1600 × 900 フルスクリーン表示 SCORE = 3780 |
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ラストレムナント 2009年にPC版が登場したRPG。RPGなのでアクションゲームほどリアルタイムの処理にシビアではないが、最大70体による集団バトルが展開するなど、RPGにしては高負荷なゲーム。DirectX 10で実施。 1920 × 1080 フルスクリーン表示 AVERAGE FPS 52.86 |
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ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド 2015年6月発売。 新マップ、新ジョブ、新種族などが追加された新バージョン 。ベンチマークはDX11でチェック。 1600×900 標準品質(デスクトップPC)フルスクリーン SCORE = 5517 |
ゲームの負荷によって解像度を調整してみたが、ストリートファイター4やドラゴンクエストX では、フルHD(1920 × 1080)でも十分ん快適に遊べる。ラストレムナントでフルHDはちょっと快適とはいかないようだ。ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルドでは1600*900でも「とても快適」のようだ。バイオハザード6では実質、1600 × 900では重そうなので、快適に遊ぶには解像度を下げるしかない。
消費電力
ベンチマークテストにおける消費電力をチェック。ディスプレイの輝度は最大時であり、むろんディスプレイの電力も含む。アイドル時では25Wあたり。CINEBENCH R15のレンダリング中では84Wあたり、ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルドでは54~68Wあたり。変動はあるが、他のゲームでもだいたい60Wあたりだった。
Pavilion 24-a100jpのレビューは以上。
装備端子のポジションがユーザービリティに優れているとは言い難く、頻繁にアクセスするユーザーの場合はストレスになる場合もある。DVDやBDなどの映画鑑賞では外付けドライブが必要になることも、デメリットであろう。
それに重要視していないのであれば、これと言ったデメリットは思いつかない。フレームレスの一体型パソコンはほとんどないので、購入すれば新鮮味にあふれるパソコンライフとなるだろう。単体GPUとして、NVIDIA GeForce 930MXを搭載しているので、内蔵グラフィック仕様の一体型よりもゲーム用途に向いている。
詳しくはHPサイトにて!
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超狭額ディスプレイ + 広視野角IPSパネルの、23.8インチ一体型 |
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レビュー項目
- Pavilion 24-a100jp シリーズの概要・デザイン
- Pavilion 24-a100jpのベンチマークテスト ※Core i7-6700T 搭載時
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