HP購入に役立つ、初心者のためのパソコン・パーツ基礎知識。
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HPパソコンレビューを理解するのに役立つ!ストレージ(HDD/SSD)知識

ストレージ知識HDDやSSDは補助記憶装置(ストレージ)と呼ばれ、情報を長期的に保存するための記憶装置です。主記憶装置(メインメモリ)と違って電源を切っても情報が消えません。しかしメインメモリよりも転送速度が遅いため、CPUとの直接交信はメインメモリを介して行われています。

ストレージの役割CPUによるデータ処理時、メインメモリはストレージから必要な情報を引き出して、それをCPUに橋渡しします。メインメモリはストレージよりも高速アクセスですが、一旦電源を切ると蓄えられたデータは消失します。

HDD(Hard Disk Drive)

記憶装置がHDD磁気ディスク(プラッタ)と磁気ヘッドから構成される記憶装置がHDDです。プラッタを回転させるのがスピンドルモーター、磁気ヘッドを動かすのがステッピングモーターです。磁気で記録しているので、電源供給されなくてもデータを保持できます。その代わり強力な磁気に触れるとデータは消失します。

機械駆動式であるため物理的衝撃には弱く、磁気ヘッドとプラッタの摩擦には気をつけなければなりません。また機械駆動部分だけじゃないなく制御基板もあるため、過電流や過電圧、熱によるダメージにも要注意です。

ノートパソコンでは2.5インチHDDデスクトップPCでは3.5インチHDDが一般的。ノートパソコンでは2.5インチHDDが一般的。
2.5インチHDDには9.5mm厚と7mm厚のタイプがあります。

SSD(Solid State Drive)

電子工学の分野で「半導体」SSDフラッシュメモリの半導体で構成されたストレージがSSD(Solid State Drive)。Solid Stateとは、電子工学の分野で「半導体」という意味です。フラッシュメモリというのは、USBメモリでも採用されている「不揮発性メモリ」であり、電源を切ってもデータを保持できます。NAND型フラッシュメモリが採用されています。HDDのように機械式駆動ではないので、HDDよりも高速です。
2.5インチタイプが多く、2.5インチHDDと同じように接続できます。

mSATAスロットやM.2スロットカードタイプのSSDもあり、マザーボードのmSATAスロットやM.2スロットに装着するタイプもあります。これらはケーブルレスで接続できるメリットがあります。

HDDのメリット HDDのデメリット SSDのメリット SSDのデメリット
  • 大容量
  • 1GBあたりの単価が安い
  • 書き換え記録に強い
  • 消費電力が高い
  • 発熱しやすい
  • 動作音がする
  • 機械の駆動時間でタイムロスを生じる
  • 振動や衝撃に弱い
  • デフラグ必要
  • 無音
  • 振動や衝撃に強い
  • 低消費電力
  • HDDよりもアクセスが速い
  • デフラグ不要
  • 容量が少ない
  • 1GBあたりの単価が高い
  • 書き換え回数の上限
  • 自然放電リスク。長期保存のできる年数に懸念

HDDとSSDのパフォーマンスの違い

ENVY 700-260jpのストレージをクリスタルでレビューしたHP ENVY 700-260jpで、HDDとSSDの速度を比較した例。SSDは圧倒的に速い。
※構成:Windows 8.1 (64bit) / Core i7-4770 / 16GB メモリ / GeForce GT 640 /
搭載されているHDDやSDD本体のスペックも考慮しないといけないため、ここでは2014年にレビューしたHP ENVY 700-260jpでの情報になります。当時の一例としてご参考に。

ストレージパフォーマンスの検証

CrystalDiskMarkを使って当サイトのレビューではストレージのパフォーマンスチェックとして、CrystalDiskMarkを使っています。CrystalDiskMarkの見方を解説しておきます。

Scq 連続している領域への読み書き シーケンシャルアクセス
512K 512KB単位でのランダム・アクセス ランダムアクセス
分散している領域への読み書き
4K 4KB単位でのランダム・アクセス
4K QD32 NCQ機能による効率化処理でどれだけ速くなったか。
4KB単位でのランダム・アクセス

※NCQ(ネイティブ・コマンド・キューイング)=SATA2.0以降のHDDで対応。読み取りの改善化で高速アクセス

ストレージに接続するケーブル(SATA規格)

SATA規格3.5インチHDDや、2.5インチのHDD / SSDの接続にはSATA規格が採用されています。コネクタピンは電源供給用途通信用に分かれています。

SATAケーブルとSATA電源コネクタ通信用のSATAケーブルとSATA電源コネクタを接続した様子。メーカーパソコンでは、搭載できるストレージの台数分のSATA電源コネクタが用意されています。ストレージをフルに搭載していなくても、SATA電源コネクタは余っています。しかしSATAケーブルは余分にはないので、購入後、増設するなら別途用意しければなりません。

SATA規格光学ドライブちなみに、ストレージではありませんが、内蔵型の光学ドライブもSATA規格で接続されています。

ドライブの固定に使われるネジ

ネジ3.5インチHDDでは固定にインチネジが使われます。2.5インチドライブや光学ドライブはミリネジが使われます。ただし、PCケースによっては、ネジを使わないで固定する工具レスの製品があります。

※インチネジは、ヤード・ポンド法に基づいて規格化。
※ミリネジは、ISO(国際標準化機構)によるメートル法に基づいて規格化。

公式:HPオンラインストア

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