HP購入に役立つ、初心者のためのパソコン・パーツ基礎知識。
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装備する端子(ハードウェア・インターフェース)の知識

周辺機器を接続するためのシリアルバス規格としてUSB端子などがあり、ディスプレイ接続にはDVI、HDMI、DisplayPort端子など、拡張スロット(PCI Express規格)ではグラフィックカードやTVチューナーカードが搭載されます。このような端子やスロットのことをハードウェア・インターフェースと言います。当サイトのHPパソコンレビューにおいて、装備している端子の特徴が分からないという方は当解説を参考にしてください。

周辺機器を接続するためのシリアルバス規格

USB 端子の基礎知識

周辺機器を接続するためのシリアルバス規格が、USB(Universal Serial Bus)。パソコンの電源が入ったままケーブルを抜き差しできる「ホットプラグ」に対応。通信だけでなく電源供給も可能で小型機器の充電端子としても使われます(USBバスパワー)。

バージョンが上のものほど高速転送が可能。どのバージョンでも互換性があり接続できますが、スペックの速度を出すには、そのバージョン以上に対応する環境(周辺機器やケーブルなど)が必要です。

一部のUSB端子が持つ付加機能!電源オフUSBチャージ機能対応

一部のUSB端子には、パソコン電源OFFでもUSB端子から電源供給できる機能を持ちます。パソコンメーカーによって呼び名はまちまちですが、HP(ヒューレット・パッカード)では「電源オフUSBチャージ機能対応」と呼んでいます。
ケータイやデジタル・オーディオプレイヤなどを充電をするのに、わざわざPCを起動しなくてすみます。対応するUSB端子には稲妻マークが印字されています。外付けHDDとの接続では、PC電源を切っても駆動を続けているので注意が必要です。

USB2.0 / High-Speed = 480Mbps (60 MB/s)

USB 2.0 端子

理論値480Mbps(60MB/s)の転送速度。High Speedと呼ばれる。
USB 2.0端子から供給できる電流は500mA (供給電圧5Vほど )。最大伝送距離は5mとされる。

USB2.0 / High-Speed = 480Mbps

USB 3.0 端子

理論値5Gbps(625MB/s)の転送速度。SuperSpeed USBと呼ばれる。
USB 3.0端子から供給できる電流は900mA(供給電圧5Vほど )。 最大伝送距離は3mとされる。USB3.0ハブで複数に介しても速度は低下しない。

転送速度について

転送速度の表記には、bits per second(~bps)と~B/sの2通りが見られます。どちらも1秒間の転送するデータ量です。
~bpsはbit(ビット)の単位で、~B/sはByte(バイト)の単位で表しています。bitだとしっくりこないので、Byte(バイト)に置き換えて把握しましょう。

8bit=1Byteなので、480Mbps=60MB/sと理解できます。

ただし、HDDなどのストレージではエラー訂正などの都合により、10bit=1Byteで計算されます。そのため、例えばSATA 3.0 規格のHDD【6Gb/s】の場合は、600MB/sと表記されます。750MB/sではありません。

ディスプレイ端子

VGA 端子

VGA 端子

アナログ式の映像端子。もともとCRT(ブラウン管)モニタ向けの規格。
PCではデジタルからアナログに変換(D/A変換)してからの伝送となる。 液晶モニタはデジタル機器なので、さらにアナログ⇒デジタル変換(A/D変換)して受け取る。

「デジタル信号→アナログ変換→デジタル変換」となるため歪みが生じ、一貫したデジタル転送よりも理論上画質が悪くなる。 VGA端子はかつての主流だったが、市場はデジタル式へと移行している。フルHD(1920×1080)解像度の出力は可能。 (別名:D-Sub15ピン / アナログRGB)

DVI 端子

DVI 端子

デジタル式の映像端子(1999年登場)。データの劣化がほとんどない。デジタル出力できるDVI端子に「DVI-D」と「DVI-I」の2タイプある。一般的にDVI 端子と呼ばれるのはDVI-Dが多い。

DVI-D (デジタル専用)

「DVI-D」はデジタル専用の端子。「シングルリンク」と「デュアルリンク対応」のタイプがある。
解像度1920×1200を超える解像度では、2本の伝送路を持つ「デュアルリンク対応」が必要。

DVI-I (アナログ・デジタル兼用)

DVI-I
アナログ・デジタル兼用。変換コネクタを使用することでアナログ端子(VGA)のモニタとつなぐことができる。(見分け方は、端のコネクタが”米”みたいな字になっている)

HDMI 端子


Mini HDMI

HDMI 端子

DVIをベースに設計されたデジタル・ディスプレイ端子。1本のケーブルで「映像・音声・著作権保護の制御信号(DRM・HDCP等)」を転送できる。 PCでも使われるが、基本は液晶テレビなどデジタル家電向けのインターフェース。小型化したMini HDMIもあり、変換コネクタを使うことでどちらにも対応。

バージョンアップがされてきたが、HDMI 1.4 以上では、解像度「3840×2160、4096×2160」の出力に対応。リフレッシュレート120hzの液晶モニタと接続可で、3D映像(3D立体視)の出力に使える。ほか、Ethernet(イーサーネット)の転送機能 を持つ。

ケーブルは伝送速度試験で340MHzにクリアした、High Speed HDMI ケーブル(カテゴリ2) がお勧め。(Standard HDMI ケーブル(カテゴリ1) は古いので、新バージョンのHDMI機能を活かしきれない場合がある)

Display Port


Mini Display Port

Display Port 端子

デジタル式のディスプレイ端子。業界団体VESAが定めたDVI端子の後継規格。
ノートパソコンのような小型でも搭載しやすい小サイズ。特徴はHDMIと同じで、1本のケーブルから映像・音声・制御信号をデジタル出力。さらに小型のMini Display Portがある。

複数のモニタと接続する場合は数珠つなぎ(例:PC⇒モニタ⇒モニタ⇒モニタ)。超高解像度を考慮した規格なので、今後、HDMIやDVIでは対応できない解像度まで対応できる可能性がある。 業界では「家電分野でHDMI、パソコン分野でDisplay Port」という位置づけで普及を進めている。

通信

LAN端子

有線ネットワーク端子

インターネット、PC同士をネットワーク接続するLAN端子。

LAN端子(100BASE-TX) ~Fast Ethernet

とも呼ばれる。 通信速度が100Mbps(12.5MB/s)で、従来の10BASE-T (通信速度10Mbps)と互換性あり。カテゴリ5以上のLANケーブルが必要。 インターネット使用では充分な通信速度ですが、PC間やホームサーバー間での転送には低速。

ギガビットイーサーLAN端子(1000BASE-T)

通信速度が1Gbps(125MB/s)であるため、ギガビットイーサーネットと呼ばれる。
エンハンスト・カテゴリ5以上のLANケーブルを推奨。ホームサーバー等、家庭内ネットワークを組むなら大容量データを転送するためにも必須。上位互換あり。伝送距離は最大100m。

ワイヤレスLAN

無線LAN (ワイヤレスLAN / WLAN)

PCに無線LANを内蔵してあれば、発信機である親機(アクセスポイント)の導入でワイヤレス・インターネットができる。無線LANの規格は、IEEE 802.11。さらに複数の規格に分かれる。

IEEE802.11b

周波数帯 2.4GHz 、最大通信速度 11Mbps(理論値) 、周波数帯がかぶるため電子レンジのノイズに干渉し、通信速度の低下となる。

IEEE802.11g

周波数帯 2.4GHz 、最大通信速度 54Mbps(理論値) 、IEEE802.11bの上位規格で5倍ほどスピードアップ。互換性を持つ。電子レンジのノイズによる干渉はやや軽減。

IEEE802.11a

周波数帯 5GHz 、最大通信速度 54Mbps(理論値) 、電子レンジのノイズに干渉しない。しかし障害物による電波障害がデメリットであり、金属やコンクリートでは電波障害の影響が強い。

IEEE802.11n

安価なタイプでは周波数帯 2.4GHz 、高価なタイプは2.4GHzと5GHzの両方が使える。
通信速度 150Mbps以上(理論値)

Bluetoothって何

Bluetooth(ブルートゥース)

アダプタ1つで、複数のBluetooth対応機器(マウスやキーボードなど)と無線接続できます。アダプタは内蔵カードかUSB接続のものがあります。互換性はありますが、いろいろバージョンアップしています。Bluetoothであれば他社での組み合わせがOKです。使い始めには同期をとるためのペアリングという作業を行います。

2.4GHzの周波数帯を用いているため、無線LANと電波干渉する場合があります。公式仕様では、同時に7 台まで対応。しかし、トラブルなく接続するという意味では「3 ~ 4 台まで」と見積もっておくのが無難。

Bluetoothのクラス

電波強度規定および伝送距離でクラス分けされています。
  • Class 1 ⇒ 最大半径 100m (理論値)
  • Class 2 ⇒ 最大半径 10m (理論値)
  • Class 3 ⇒ 最大半径 1m (理論値)

パソコンの音声端子

多チャンネル再生音声端子には、ピンジャックのアナログ端子と、光デジタルの端子があります。ゲームや映画鑑賞では臨場感のあるサウンドが欲しくなりますが、パソコンによってはサウンドカードなしでも多チャンネル再生の接続ができます。

5.1チャンネル(ch)であれば、5つのサテライトスピーカー(フロント × 2、センター × 1、リア × 2)とサブウーファの6つからなる構成です。 ほかには7.1chというサラウンド構成があります。

アナログ音声端子

アナログ音声端子では、分かりやすいように色分けされています。これはどこのPCでも共通の色分けです。赤で囲ったところが、アンプおよびアンプ内蔵スピーカと接続する音声端子です。7.1ch対応と2chまでのパソコンがあります。

7.1ch対応と2chまでのパソコン

水色=ライン入力 オーディオ家電にあるとライン出力端子と接続する。 ケーブルは抵抗なしタイプを使う。
ピンク=マイク入力 マイクと接続する端子。

光デジタル端子

S/P DIF

光デジタル端子(S/P DIF)

デジタル音声端子で、光ファイバーケーブルで接続する。赤く光るほうが出力側(パソコン側)で、光っていないほうが入力側と判断できる。SonyとPhilips社が共同開発したデジタル・インターフェース(DIF)なので、S/P DIFという。光ファイバーケーブル1本で、デジタルかつ7.1chの接続が可能。ケーブルがスッキリ。

公式:HPオンラインストア

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